【初心者向け】その人の実力を知るにはこれだけで十分!?麻雀偏差値『平均着順』
常に意識しておきたい麻雀偏差値
麻雀の強さを示す最も重要な数値といえば『平均着順』です。 半荘終了時、点棒の多い順にトップ(1着)、2着、3着、ラス(4着)と順位が付きます。 その結果を足して半荘数で割ったのが、『平均着順』です。 半荘4回終了時の4人の成績で具体的に考えてみましょう。
Aさん:1着-1着-1着-1着
Bさん:2着-2着-2着-2着
Cさん:3着-3着-3着-3着
Dさん:4着-4着-4着-4着
Aさんの平均着順=(1+1+1+1)/4回 = 4/4 = 1.00
Bさんの平均着順=(2+2+2+2)/4回 = 8/4 = 2.00
Cさんの平均着順=(3+3+3+3)/4回 = 12/4 = 3.00
Dさんの平均着順=(4+4+4+4)/4回 = 16/4 = 4.00
かなり極端な例にはなりますが、この結果より平均着順の範囲が確定出来ました。
平均着順の最小値:1.00
平均着順の最大値:4.00
平均着順を計算した事が無い人は信じられないかも知れませんが、平均着順:2.00という成績はマンガの世界のお話です。現実の話で考えればどんなに強い人でも生涯成績で2.20くらいが限界ではないかと思います。
『平均着順』の平均値
それでは『平均着順』の平均はどうなるでしょうか?
Eさんの成績:1着-2着-3着-4着
Eさんの平均着順=(1+2+3+4)/4回 = 10/4 = 2.50
この【2.50】が麻雀成績の基準になるといっても過言ではありません。2.50を下回るようであればあなたは平均より麻雀が強いという事になります。とはいえ、自分の着順を全て記録していますか? もし、記録していれば平均着順を把握する事は可能ですが、リアル麻雀において成績を全て記録するというのは現実的にはなかなか難しそうです。
リアル麻雀でも成績を管理出来ちゃう?
ところが今の時代は成績をデータ管理してくれるフリー雀荘があるんです! それが「マーチャオ」さんです。
注)ギャル雀ではありません。
正確には、マーチャオの【MSM】というシステムで成績を管理してくれています。 自分の成績はもちろん、ライバル達の成績も閲覧可能です。
登録人数:42,569人/2016年6月24日現在
この【MSM】という成績管理システムを知ってからはマーチャオ以外の雀荘へは足が遠のいてしまいました。
業界大手が経営統合
そんな中、マーチャオとウエルカムが経営統合です。常日頃から麻雀人口が増える事を願っている身としては喜ぶべきニュースです。雀荘で幅を利かせている性悪のオジサマ達を見ていると麻雀のイメージが良くならないのは仕方がないのかなと若干あきらめモードですが、それよりも業界の連帯感に問題があるようにも感じます。今回の経営統合をきっかけに業界内の垣根が取っ払われていく事を陰ながら願っています。
プロ団体が多すぎる業界
話は少し脱線しますが将棋のプロ団体は日本将棋連盟一つです。しかし、麻雀にはプロ団体が6つも7つもあります。この辺も麻雀プロを神格化出来ない所以と言えるのではないでしょうか。もし、麻雀プロもプロ団体が一つであれば羽生さんのように圧倒的知名度のスターが生まれるはずです。さらにそういったスターを作り上げる事が遊戯人口を増やす近道のような気がしてなりません。