HABIT

習慣を身につければ世の中の大体の事はうまくいく

どれだけ冷静でいられるか?ギャンブルを嗜む上で絶対に携帯してはいけない感情

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名言『怒りは敵と思え』

これは徳川家康公の名言です。 勝負師たる者、いつでも胸に刻んでおきたい教訓の一つです。 まず、第一に感情の起伏が激しい人は勝負事には向きません。

 

博打に向かないのは男?女?

女性は「感情の生き物」と言われます。これだけでも、女性が博打に向かない事は明らかです。また、アツくなりやすい人は総じて、博打の負けをさらに大きくする傾向が強いと言えます。

 

勝ちは常に負けの上に成り立つ

博打においては勝ち負けが存在します。 勝つ人がいるから負ける人がいます。 勝つ日があれば負ける日もあります。 常に勝ち続けられればそれに越したことはありませんが、そうはいきません。

 

逃げるが勝ち

そこで、絶対的な勝ち組の条件があります。

『負け逃げが出来る』

博打を語るにはこの一言につきます。

 

「今日は勝てなかったから明日またやり直そう。」

「この相手には勝てそうもない、これくらいの負けで済んで良かった。」

 

と、勝ち組達は決して負け分をその日の内に取り戻そうとアツくなったりしません。

 

博打だけに限らない

相場の世界にも『一に損切り、二に損切り、三に損切り』という格言があります。

 

追っかけちゃダメなんです。

夢を見ちゃダメなんです。

 

勝負師の世界で生き残れる者達はリアリストの集まりです。 アツくなる事で、負けが負けを呼び、負の連鎖を引き起こす事を今までの経験から体で覚えているのです。

 

別に卑怯者という事ではない 

当然、勝ち組達は「勝ち逃げ」も得意です。勝ち組達は勝っても負けても逃げ回っているような言い方をしてしまいましたが、単純に引き際を知っているという事です。また、その手の種類の人間はあらゆる感情に振り回されない圧倒的な冷徹さを身に付けているとも言えます。

 

引き際が分からない 

『賭け事には終わりがない』

これも私の好きな博打の名言です。

勝てば勝ったで欲が出て、負ければ負けたで取り戻そうとムキになる。 結局、体力が続く限り時間の許す限り勝負を続けてしまいます。 しかし、これこそが博打の魔力です。

本当の敵は自分の心に住む怒りという感情だという事を、家康公も後世の勝負師達にきっと伝えたかったのでしょう。